Peppino2007-04-23


先日清澄庭園に初めて行った。
非常に大きな池の周りをぐるっと巡る回遊式庭園で、池を挟んだ向こう側の人が、小さく見えるのに何をやってるかわかるくらいの距離感が印象的だった。

庭園の奥に異質な場所があって、入った瞬間「秘密の花園?」のような印象を受けたんだけど、その異質さは緑の地面が徹底的にフラットなせいかなと思った。
西洋の石畳の広場にあえてゆるやかな地形をつくるのが特別な効果を生み出すのと同じで、日本庭園の一部に、そこだけやたら水平に広がっていく場をつくると、不思議な違和感を感じるのだと思う。

入場料(150円)とらずに無料開放すればいいのに。中にいる人がみんな観光客っぽく見えるし、今日はお日柄もよく、特別に訪問しましたって気配が感じられてなんか庭園の優雅な魅力が損なわれる。近所の公園のように、気構えせずに何気なくこういう庭園があればよいのになー。維持管理のために必要ならもう少し違う方法を考えてほしいです。