現代建築の表現や設計意図、理想としては生み出されたカタチそのものに潜んでいる現代アート性(ととりあえず名づけておく)について語るとしたら、現代建築を美術館のキュレーターや批評家のように俯瞰的(かつ抽象的)に眺めたうえで現代建築をアートの体系の中になんらかの方法で位置づけるか、もしくはアートと建築を同次元でガツガツと語るしかないのだろうか。

前者は俯瞰的かつ抽象的な視点が個人的に面白くない。
後者はアートという他分野を扱う点で、サワラギノイの言うような*1浅はかな領域横断になりかねないのが恐ろしい上に、そもそも建築の知識もきわどいのにアートに広げるのは危ないのかな。

モンモンモン。研究室のプロジェクトで修論どころじゃないやーぃ。

*1:他分野への領域横断は、その分野をつきつめた末に初めて実践されるべきものである。みたいなことを、サブカルチャーをアートの文脈で搾取しているに過ぎないと村上隆を例に挙げて、オタクから見て低レベル、アートとしても中途半端な作品として批判していたような。。。もう10年くらい前だけど。後でちゃんと調べて校正します。