発砲スチロール

Peppino2007-05-14


研究室のプロジェクトの一つがやっと終わりました。
これでようやく修論に完全に専念できます。あと三ヶ月。。。短

研究室のプロジェクトはハウスメーカーとの産学協同で、簡単に言うと住宅のプロトタイプを見つけましょうって趣旨です。13日が研究の総括とも言うべきシンポジウム&模型展示で、会場の横に住宅のモックアップ(実物大模型のこと)を業者さんが作る大がかりなものでした。

現場監督をしてたんだけど(眺めてただけ…笑)、発砲スチロールで住宅を施工していく様子が楽しくて見入っちゃいました。何が面白いかというと、工事の土台(足場)も発砲スチロールを積み上げてつくるんですよ。さらに発砲スチロールの部材同士をはめるために部材同士を押しあう必要があるんだけど、それにさっきまで足場だった発砲スチロールを使うんです(役割としては金づちのようなもの)。

つまりですね、
上の写真に写ってる白い物体は、家の素材でもあり、土台でもあり、工具でもある。同じ素材でできたモノなのに、意味や機能が全く違う。
ただ個人的には、逆に、意味や機能を度外視したモノの見方があるんじゃないかって可能性に注目したいのです。同じらしいモノが一つの風景を造っているのに、その同じように見えるモノたちは何かが違う。それは機能や意味じゃない何か。まだそれが何なのかよく分からないけども、これ修論に生かしたいカンジ。シニフィアーン・シニフィエーーー☆

ハイデガー読もうかしら。はぁ